1万5000人が国会周辺でデモ

〜12.22 再稼働反対☆国会大包囲〜







 「年内トドメの大抗議!!! 1222 再稼働反対★国会大包囲」と題した大規模な脱原発行動が2013年12月22日、国会周辺であった。参加者は1万5000人。

 まず、午後1時から日比谷野外音楽堂で集会が開かれた。Think The Earth(シンクジアース)理事長の水野誠一さん(元参議院議員)はこう述べた。
     「先日、さよなら原発1000万アクションが837万の署名を提出した。しかし、原発問題に無関心な人たちがその10倍はいる。無関心な人たちにどう働きかけるかが課題だ」
 1000万人アクションの呼びかけ人である鎌田慧さん(ルポライター)はこうだ。
     「私たちは“原発はいやだ”ということでいろいろな運動をやってきた。署名は現時点で840万集まっている。ところが、安倍首相はそれを無視し、原発を再稼働させようとしている。このままでは日本は破滅する。福島の人たちはいまも原発事故の後遺症に悩んでいる。事故の収束も見込みがたっていない。しかし、安倍首相はなにもしようとしない。安倍首相は人でなしだ」
     「原発の新増設は困難になっている。そこで、原発を海外に輸出して儲けようとしている。これは、かつての公害と同じだ。このような政府では私たちは生きのびることができない。あきらめずにがんばりましょう」
 3時からは1万5000人が国会を包囲した。鎌田さんによれば「60年安保闘争以来の国会大包囲」とのこと。3時30分からは国会正門前で大集会が開かれた。




集会が開かれた日比谷野外音楽堂は多数の参加者で埋め尽くされた



1万5000人が国会を包囲



国会に向け「再稼働反対」をアピール



最後は国会議事堂前で大集会






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