原発ゼロの日に脱原発集会

〜東京・芝公園に5500人〜







 (2012年)5月5日の夜11時、日本で稼働する原発はゼロになりました。国内で唯一稼働していた泊原発(北海道・泊村)3号機が定期検査のため停止したからです。
 それにあわせ、5日の昼間、東京の芝公園で脱原発を訴える集会が開かれました。名称は「原発ゼロの日 さようなら原発5・5(ゴーゴー)集会」です。主催は「さようなら原発1000万人アクション」で、参加者は5500人です。


「子どもを守れ」「再稼働するな」

 集会では、呼びかけ人の鎌田慧さん(ルポライター)、澤地久枝さん(作家)、内橋克人さん(経済評論家)、落合恵子さん(作家)などがあいさつや報告をおこないました。
 鎌田さんは「きょうは、国内のすべての原発が止まる歴史的な日になった。しかし、持続可能な社会をつくるためには原発を再稼動させないよう運動を続ける必要がある」と呼びかけました。
 こどもの日にちなみ、「さようなら原発」「ストップ再稼働」などと書かれた小さなこいのぼりの旗が集会の参加者に配られました。
 集会のあと、参加者はその旗を振りながらデモ行進し、「原発いらない」「子どもを守れ」「再稼働するな」などと呼びかけました。




「持続可能な社会をつくるために原発を再稼動させないよう運動を続ける
必要がある」と訴えた鎌田慧さん(ルポライター、呼びかけ人)



「さようなら原発」「ストップ再稼働」と書かれた小さなこいのぼりを一斉に掲げ、脱原発を訴える参加者



内橋克人さん(経済評論家、呼びかけ人)



古今亭菊千代さん(落語家)



神田香織さん(講談師)



澤地久枝さん(作家、呼びかけ人)の訴えに聞き入る参加者



落合恵子さん(作家、呼びかけ人)



チェヨルさん(韓国・環境財団代表)



こいのぼりや横断幕を掲げてパレードする集会参加者。前列左から
古今亭菊千代、内橋克人、鎌田慧、落合恵子、神田香織、チェヨルの各氏




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