関西から原発再稼働を止めよう

〜「さよなら原発全国集会 in 京都」に5500人〜







 「さよなら原発全国集会in京都 高浜・川内・伊方原発の再稼働を許さない!」と題した集会が(2015年)9月6日、京都市の梅小路公園で開かれました。呼びかけたのは、「原子力発電に反対する福井県民会議」や「反原発運動全国連絡会」「『さようなら原発』一千万署名市民の会」などです。小雨が降る中、5500人が参加しました。

 この集会を企画した理由について、「福井県民会議」の宮下正一事務局長はこう述べました。
 「大きな反原発集会は東京でばかり開かれる。原発が15基もある若狭湾の近くでぜひ大規模な反原発集会を開いてほしい。そういう私たちの願いを『一千万署名市民の会』に聞いていただいた。『それでは、いっしょにやろう』ということで、きょうの集会になった」

 スピーチでは、前滋賀県知事の嘉田由紀子さんが次のように訴えました。
 「万一、琵琶湖に放射性物質が流れ込んだら、みなさんの蛇口の水が危ない。人は避難できるが、琵琶湖は避難できない。電源の代わりはあるが、琵琶湖の代わりはない。この関西からこそ原発再稼働をみなさんの力で止めましょう」。

 ルポライターの鎌田慧さんは、8月に川内原発(鹿児島県)が再稼働したことにふれ、「福島の事故があっても再稼働させるような非情な国だ」と述べました。

 また、川内原発、高浜原発(福井県)、伊方原発(愛媛県)の再稼働阻止運動を続けている地元のメンバーが現地の状況を報告しました。







前滋賀県知事の嘉田由紀子さん



「『さようなら原発』一千万署名市民の会」呼びかけ人の鎌田慧さん(ルポライター)



「ストップ!! 原発再稼働」のプラカードを一斉に掲げる参加者。
最前列の左端は嘉田由紀子さん、中央は鎌田慧さん










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