瀬戸内法改正を求めて国会ロビー活動

〜環瀬戸内海会議〜






 瀬戸内法(瀬戸内海環境保全特別措置法)の改正を求めている「環瀬戸内海会議」は、(2010年)2月18日と19日、国会ロビー活動(議員への要請まわり)をおこないました。参加者は、同会議と「瀬戸内法改正を求める首都圏連絡会」のメンバーです。
 18日は衆議院第一議員会館に事務所をかまえる瀬戸内海関係の議員や各政党の党首など計34人に法改正への支援を要請しました。19日は、衆議院第一議員会館と参議院議員会館に事務所をおく42人です。2日で76人の議員に要請しました。


■「瀬戸内海は死んでしまう」

 「環瀬戸内海会議」のメンバーは、埋め立てなどによって瀬戸内海の環境が悪化していることを訴えました。「生物が減り続け、漁獲量も激減している」「抜本策を講じないと、瀬戸内海は本当に死んでしまう」などです。そして、埋め立て・産業廃棄物持ち込み・海砂採取の全面禁止が求められているとし、そのために瀬戸内法を改正してほしいと要請しました。


■「民主党兵庫県連は受理する」

 説明したりやりとりするなかで、何人かの議員は法改正に理解を示してくれました。
 たとえば、土肥隆一議員(兵庫県3区)はこんな話をしました。
     「周知のとおり、民主党は陳情や要請の受理方法を変えた。陳情や要請は各都道府県連に出してもらうになる。県連が受理し、党として受けとめる必要があると判断したものは党本部にあげる。そして、党本部の判断によって政府へ提出することになる。県連が受理したものは、その後の扱いについてきちんと回答する。これは、国民のみなさんが提出する陳情などを実現しやすくするためである。また、透明化を図ったり、族議員化を防ぐためでもある」

     「民主党の兵庫県連は、瀬戸内法改正の要請書を受理する。ほかの関係府県連にも提出してもらいたい。また、すべての政党に提出してほしい。その際、“民主党兵庫県連は受理した”と伝えてもかまわない」
 以上です。









瀬戸内法(瀬戸内海環境保全特別措置法)の改正を要望






★関連ページ

このページの頭にもどります
前ページにもどります

[トップページ]  [報告・主張] [動き] [決議・意見書] [全国交流会] [自然通信] [出版物]