福島を忘れるな! 再稼働許さない!
〜3・8反原発統一行動に2万3千人〜
福島第一原発事故から4年目が近づいた2015年3月8日、「福島を忘れるな! 再稼働許さない!〜ノーニュークスデイ〜」と題した反原発統一行動がおこなわれた。呼びかけ団体は首都圏反原発連合(反原連)、さようなら原発1000万人アクション、原発をなくす全国連絡会の3団体である。日比谷野外音楽堂での集会や請願デモ、国会包囲、国会正門前集会などを繰り広げた。参加者はのべ2万3000人である。
福島原発事故はまったく収束していない。高濃度汚染水の海洋垂れ流しが現在も続いている。また、いまも12万人が故郷を追われ、全国に離散させられている。それでも原発再稼働を強行しようとする安倍政権に対し、「原発いらない」「再稼働反対」のコールを突きつけた。
日比谷野外音楽堂での集会では、元宇宙飛行士で、福島県から避難した秋山豊寛さん(京都造形芸術大教授)もゲストとして参加し、「私たちは大事なところに立ち会っています。ここで踏ん張らないと、子孫への責任を果たせません」「沖縄の人たちと同じようにがんばろうではありませんか。全国の怒りをきょう爆発させましょう」と訴えた。
日比谷野外音楽堂を埋めつくした参加者
再稼働反対を訴えながら国会前までパレード
思い思いのプラカードを掲げてデモ行進
国会正門前の大集会
★関連ページ
- 脱原発社会を実現するために(富山洋子、2015/4)
- 官邸前行動3年 参加者の思いは(2015/3)
- 怒りを権力に知らせよう〜元宇宙飛行士・秋山豊寛さんのスピーチ(2015/3/8)
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