脱原発署名にご協力をお願いします
〜目標の1000万まであと150万筆〜
日本消費者連盟 顧問 富山洋子
「脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会を求める全国署名」は850万筆を超えました。6月20日現在で850万5881筆です。
この署名は「『さようなら原発』一千万署名市民の会」がとりくんでいます。日本消費者連盟(日消連)も「市民の会」に加わっています。
当初の署名呼びかけ人は、内橋克人さん(経済評論家)、大江健三郎さん(作家)、落合恵子さん(作家)、鎌田慧さん(ルポライター)、坂本龍一さん(音楽家)、澤地久枝さん(作家)、瀬戸内寂聴さん(作家)、辻井喬さん(作家)、鶴見俊輔さん(哲学者)でした。このうち辻井さんは2013年11月、鶴見さんは先日の7月20日に亡くなられました。
1000万の署名を集めるために全国各地で多彩なとりくみがされています。街頭や駅頭で署名集めを続けている方もおられます。原発関連の企業城下町・日立市、西武線や山手線沿線の駅頭、長崎・平戸の民宿、薬局や小児科病院の窓口など、さまざまな場所で署名集めが続いています。
沢田研二のコンサートでは、本人と事務所の厚意により署名集めを毎回させてもらっています。これまでに、コンサート会場で5000筆を超える署名が集まりました。このほかに署名用紙入りの封筒を渡しています。
たいへん印象深かったのは、たまたま入った綾部市(京都府の北部)のおそば屋さんに署名用紙が置いてあったことです。このおそば屋さんは美味しいと聞いていたので、利用しました。店の外には「原発反対」と書かれた看板が掲げられています。感激しました。
長野県伊那市の絵本館に行ったときも署名用紙が置いてありました。個人経営の絵本館です。地域の人に「いい絵本が置いてある」と聞いたので行きました。私は初めて知ったのですが、絵本館には「憲法を守ろう」と「反原発」のコーナーも設けられていました。署名用紙は「反原発」のコーナーに置いてあります。こつこつと署名集めをしてくださっている方がたくさんおられるということを実感しました。
労働組合や生協などの署名活動とあいまって、そういう人たちの思いやがんばりの積み重ねによって850万を超える署名になりました。脱原発を求める世論は過半数を占めています。1000万署名まであと150万筆です。脱原発を求める国民の強い思いを政府に届けたいと思います。ご協力をよろしくお願いします。
(2015年7月)
脱原発署名を837万提出したときに開いた院内集会=2013年11月26日
★関連ページ
- 脱原発社会を実現するために(富山洋子、2015/4)
- 安倍政権の暴走を止めよう!〜2000人が国会包囲行動(2014/9/29)
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