ムダな公共事業バラマキを許すな!
〜公共事業改革市民会議が緊急院内集会〜
(2013年)2月15日、「公共事業ありきの補正予算13兆円!? そのまま通して予算委員会(いいんかい)?」と銘打った緊急院内集会が参議院議員会館で開かれました。主催は公共事業改革市民会議です。約100人が参加しました。
補正予算案の慎重審議を求める
安倍内閣は、総額13兆円の2012年度補正予算案を国会に提出しました。「緊急経済対策」や「国土強靱化」を旗印にしていますが、公共事業バラマキが重点です。また、財源は消費税増税です。補正予算が成立したら、ムダな公共事業が全国各地で促進です。環境破壊も進みます。
そこで、公共事業改革市民会議が補正予算案の慎重審議を求めて集会を開きました。市民会議は、道路、ダム、湿地埋め立て、スーパー堤防などの公共事業や自然保護にとりくんでいる市民団体や個人が今年1月に立ち上げたものです。
集会では、「公共事業で日本経済は再生するか?」というテーマで五十嵐敬喜さん(法政大学教授)が講演しました。こんな話をしました。
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「安倍政権の『国土強靱化』は、反対しづらいうたい文句を掲げている。インフラ老朽化や首都直下型・南海トラフ地震などへの対策だ。しかし、『国土強靱化』の中身はなにもみえない。官僚に取材すると、“まずは額を確保する”と言っている」
生活の党、共産党、民主党、社民党の国会議員も出席し、補正予算案に反対することを表明しました。
最後に、ムダで環境破壊の公共事業を中止させるために活動している団体が報告とアピールをしました。
公共事業改革市民会議が開いた緊急院内集会=2013年2月15日
★関連ページ
- 行政の主張を代弁する裁判長にア然〜スーパー堤防事業取消訴裁判の第5回口頭弁論(2013/1/28)
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