■本の紹介
『川のしんぶん』(301〜400号、復刻版)
多摩川の自然を守る会発行/2012年11月刊
なにしろ分厚い。301号(2003年8月20日)から400号(2012年8月1日)まで662ページにわたっています。
『川のしんぶん』は毎月1回発行されています。多摩川沿い住民の経験にもとづいた情報が満載です。その時々の状況がつぶさにわかり、貴重な資料となっています。
毎月行われる自然観察会の案内、本の紹介、参加者の感想文、確認した鳥類、多摩川に係わる工事、国交省への要請文など、時代を経ても読みごたえのあるものばかりです。
定例自然観察会や河川環境調査、河川管理者への提言、『多摩川歴史ガイド』の刊行など、すばらしい活動をされてきたこともわかります。
マハゼ釣りをとおして、子どもたちの関心が川、水、命など環境におよんでほしいと『川のしんぶん』は訴えています。子どもたちの成長が楽しみです。
5年後に「500号記念誌」を発行すると編集後記に記されています。まさに「継続は力なり」ですね。『川のしんぶん』を多くの方に読んでほしいと思います。
(牛野くみ子)
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