環境破壊のすさまじさに驚く

〜八ッ場ダム予定地を見学〜







 全国自然保護連合と「自然と環境を守る全国交流会」は(2012年)5月25、26日、2011年末に建設再開が決まった八ッ場ダムの予定地を見学しました。ダムの計画発表から60年。地元住民はむごい仕打ちを受けつづけています。そういう棄民政策の実態も学びました。




ダム関連工事によって自然はメチャクチャに壊されている。写真は工事中の
湖面1号橋。2号橋(不動大橋)と3号橋(丸岩大橋)は開通している。




ダムの水没予定地や周辺では、あちこちで地滑りや崩落が続いている。
写真は、付け替え国道の崖ののり面が崩落した現場。
迂回道路がつくられ、修復工事が進められている。




建物が次々と撤去される川原湯温泉街=2012年3月撮影




川原湯温泉の旅館が移る代替地。旅館はダム湖のそばにつくられる予定
だが、まだ1軒も着工していない。移っても、経営はかなりきびしそう。
ダム建設も、あと何年かかるか、見通しがたっていない。




草津温泉に設けられた石灰水投入施設。八ッ場ダムのコンクリートが
ボロボロになるのを防ぐため、強酸性の湯川に中和剤(石灰水)を
四六時中投入している。その費用は年間10億円である。




中和で生じた大量の生成物を沈殿させるためにつくられた品木ダム。
湖水は、緑白色の不気味な色をしている。
沈殿物は毎年2億円をかけてしゅんせつし、周辺山林の処分場に埋め立てている。
品木ダムは、500トンのヒ素の堆積も深刻な問題になっている。
これは25億人分の致死量に相当する。
ヒ素は、強酸性の湯川などに石灰水を投入しているため生じている




品木ダムに沈殿した中和生成物の埋め立て処分場。
猛毒のヒ素も含まれていて、環境への影響が危惧されている。




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